行政法 行政書士。 たったこれだけで行政法は攻略できる!シンプルで確実な勉強法

行政書士法|条文|法令リード

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行政書士試験における行政法の概要と特徴 「行政法」とはどんな法律なのでしょうか?そもそも 行政法とは行政と関わりの深い複数の法律を総称したものであり、行政法という1つの法律は存在しません。 行政法は大まかに3つに分類されますが、行政書士試験の出題範囲である行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法、地方自治法と関連性があります。 そのため 行政法を攻略することなくして行政書士試験合格はありえません。 行政書士試験では行政法は捨てられない科目 行政書士試験は300点満点の試験です。 そのうち行政法の範囲は、 5肢択一式問題で76点分、多肢選択式で16点分、記述式問題から20点分の合計112点となっています。 行政書士試験は法令科目と一般知識科目の2つに大きく分けることができますが、法令科目の配点はこのうち244点です。 苦手な人が多いのは範囲の広さ 行政法が苦手な人が多い理由として範囲が広いことがあります。 出題範囲の法令は、行政法の一般的な法理論・行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法・国家賠償法・地方自治法とかなり広範囲にわたるうえに、それぞれ突っ込んだ設問が多いため万遍なく対策する必要があります。 それゆえに 行政法を苦手としている人も多いのです。 しかし 行政法の内容自体が難しいわけではなく、出題パターンを掴むことができれば得点しやすくなります。 行政法の問題傾向 行政法の範囲には 明確な問題形式の傾向があります。 すなわち 出題されるようなポイントや問われやすい法令というものが決まっています。 ここでは行政法ではどのような形式で出題されやすいのか、問題の傾向を中心に確認していきたいと思います。 難問は出題されない 行政法の特徴として• 範囲が広い• こまかいところが出題される• 難問が出題されない などがあげられます。 実際の試験では行政法の出題範囲とされる法令が非常に多いため、逆に応用力を試すような問題は少なく 「覚えている法令と照らしあわせて合っているか、合っていないか」のみで判断できるような問題がほとんどです。 細かな知識は数字が多い 行政法で「こまかいところが出題される」とあるなかでも、やはり 問題にされやすいところは決まっており、主に「数字(期間や期日など)」「例外」「推定事項」「他の条文と似ている条文」などがあります。 したがって 条文や法令を覚えるときはこれらのポイントに注意したうえで覚えるべきです。 判例問題は穴埋め 判例問題は基本的に穴埋め形式で出題されます。 判例をそのまま覚えようとしても、長い文章のうえに判例の数も結構あるので、 すべての判例を一字一句覚えるのは大変です。 そのため、 過去問に出てきた判例や法律上インパクトが大きかった判例を中心に覚えることが良い方法です。 判例をまるごと暗記するというより、結論に至るまでの過程を体系的に結びつけながら頭に入れていくと、理解が深まって記憶にも残りやすくなります。 行政法の対策の基本 行政法の勉強は範囲が広いため、対策として 効率良く勉強することが求められます。 覚えることが多くて大変だと感じるかも知れませんが、 勉強のコツさえ習得しまえば大幅な点数アップが期待できます。 重要なのは条文の理解 行政書士試験の行政法の問題を解くうえで最も必要となるのは 「重要な条文・判例を暗記していること」 だということです。 かといって、条文や判例を ただやみくもに丸暗記しても意味がありません。 「公物」「訓令・通達」「行政指導」「羈束行為」など、 わからない言葉に対しては調べて、その都度意味を理解してから覚えることが必要です。 過去問の周回で条文を覚える 条文の覚え方はひとそれぞれあるものの、 最初は簡単なテキストを何度も読み返して条文の内容を(ときどきわかならい語彙は調べつつ)理解したうえで覚えていくことがおすすめです。 そのうえで、 過去問に取り組み、 暗記した条文の知識をもとに条文・判例と問題を照らし合わせて正誤判定を行っていくのが大変効率が良いです。 さらに、テキストの後すぐに過去問を行えば、自分がまだ覚えきれていない条文(抜けや漏れ)を見つけたり、本番での聞かれ方に慣れたりすることができるため、学習効率が良くなります。 記述も条文で攻略 記述試験については、 登場人物が多く慣れるまでは時間がかかりますので、下記のように ステップを踏んで問題を解くことがおすすめです。 まず問題となっている 事柄と人物関係を整理する。 問題のケースに当てはまる 条例や判例が何かを考える。 当てはまる 条例や判例からどのような結論が導き出されるかを考える。 行政法のおすすめ学習ポイント ここでは、 行政法を勉強するときに意識したいポイントを中心に確認していきたいと思います。 暗記プラス理解が大事 行政法では知っていれば解ける問題が多く 暗記することがとても重要です。 暗記といっても用語だけを単に覚えるのではなく、それぞれの用語の意味を理解することが大切です。 問題を解く 行政法では、テキストや六法などで条文や判例を学習することが大事ですが、 問題演習を積極的に取り入れることも大切です。 問題を解くことで、自分がどれくらい暗記や理解できているかを確認できます。 また 過去問を繰り返し解くことが大切です。 行政法では、単純知識を問うだけではなく、独特の表現や言い回しや引っ掛けのような問題もあります。 出題傾向を知るためにも過去問は最低10年分を目安に行うと良いでしょう。 試験での時間配分 行政書士試験は3時間で、見直しを含めて時間内に全ての問題を解き終わらなければなりません。 時間切れにならないように 科目ごとにかかる時間を考慮して計画的に対策をする必要があります。 行政法の場合、比較的、他の科目よりも時間がかからないので、1つ1つの問題にかける時間が少なく済みます。 日頃の勉強では問題文から論点をおさえる習慣をつけて、正確性とスピードを意識しておくと良いでしょう。 模試を受けるのも良いです。 試験のペース配分が参考になったり、今の自分の勉強が正しい方向に進んでいるかを客観的に確認することができます。 本番の雰囲気を味わうためにも会場受験をおすすめします。 行政法の出題形式別の勉強法 ここでは 出題形式ごとの勉強のポイントについて詳しくみていきます。 択一問題 択一式問題では 暗記力が得点力に直結するので、まずは 用語の意味を覚えることが大切になってきます。 といっても単に暗記すれば良いというわけではなく、それぞれの条文について 「他の条文とどういう点が共通していて、どの部分が違うのか」といった相違点を意識しながら覚えるのが効果的です。 暗記がメインであり、ひねった問題はほとんど出題されないので、シンプルに時間をかければかけるほど点数が伸びる問題であるといえます。 多肢選択問題 行政書士試験の多肢選択問題では「長文の一部が虫食いのように空欄になっており、4つの空欄に入る適切な言葉を20個の用意されている選択肢から選ぶ」という試験になっています。 行政法の多肢選択問題は判例を元に出題されるので、 基本的には重要判例を覚えてしまえば回答できます。 ただし、覚える際は判例の結論よりも 「なぜそのような結論に至ったのか」という過程を重視して覚えるのが良く、このように覚えることで記憶定着率も高まります。 選択肢がわからなくなったとき もし試験本番中にわからなくなったら、とりあえず それっぽい選択肢を実際に入れてみて、矛盾なく文章が続くかどうかを見るという力技もできなくはありません。 ただし、この方法は時間がかかるので、 一通り問題を解き終わった後の見直しのタイミングなど、時間に余裕がある時にやるのがおすすめです。 記述式問題 記述式問題では40文字前後にまとめて解答します。 注意したいのが自由な作文ではなく 「問われていることに的確に答えられているか」ということがポイントになります。 まずは問題をしっかり読みましょう。 問題文にヒントが隠されていることもあります。 次に登場人物、条文や判例に当てはまる事柄があるかどうか整理してみましょう。 そして問題用紙の余白などに情報となるキーワードを書き出し、最後に文章まとめるようにします。 いきなり文章で書こうとするとハードルが高くても、 順を追って整理すれば答えやすくなり、部分点も狙いにいけます。 本書では抽象的な行政法を具体的な例に基づいて分かりやすく解説してくれているので、 行政法を体系的に学ぶことが出来るうえに、試験合格に必要な 重要論点も的確に把握することができます。 また、文章も非常に読みやすいので、初学者の方でも抵抗なく読み進めることが出来るでしょう。 現状行政法に苦手意識を持っている方でも、 きっと行政法の面白さに気づくはずです。 勉強法そのものを学びたい方は そもそもどうやって勉強したら良いか分からない!という方も少なくありません。 実際、 法律の学習は初学者にはなかなか難しいです。 そんな方におすすめなのが、 大手資格学校が指導している勉強法そのものを学ぶことです。 資格学校のクレアールでは、 ベテラン講師の執筆した行政書士試験の攻略本「非常識合格法」を無料プレゼントしています。 具体的にどのように学習を進めていけば良いのかや、合格のために押さえておくべきポイントなど、 行政書士試験に合格するためのノウハウが凝縮された一冊となっています。 無料プレゼントは先着100名様限定なので、この機会を逃さず手に入れておきましょう!.

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行政書士試験「行政法」の勉強方法と試験対策|行政書士になる!

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行政法の勉強方法 行政法は、行政書士試験の本丸です。 出題数、配点とも最も多いので、行政法で点が取れなければ合格は難しいでしょう。 また、行政書士の実務でも使う知識なので、細かいところまで聞いてきます。 ただ、難易度はそれほど高くありません。 というのは、暗記が重要で、考えさせる問題はさほど多くないからです。 「覚えていれば対応できる」問題が多いので、まじめに暗記をやった人ほど点が取れるでしょう。 つまり、行政法の対策として最も重要なのは暗記です。 よく「行政書士試験は暗記では合格できない」と言われますが、それは暗記をしなくて良いという意味ではありません。 暗記くらい出来ていて当たり前、という意味です。 行政法を勉強していくと、その意味が実感できると思います。 行政法とは、• 行政手続法• 行政不服審査法• 行政事件訴訟法• 地方自治法• 国家賠償法 の総称です。 このうち地方自治法は難問ですが、他はさほど難しくありません。 行政法は行政と私人の権利・義務、または行政機関同士の権利・義務を調整する法律です。 私人は行政に対して非常に弱い立場にあります。 そのため、行政が理由なく私人の権利等を制限しないよう、事細かに定められた法律が行政法です。 つまり、行政法の特徴は「細かい」という点です。 民法と比べてみると「なぜここまで細かく書くのだろうか」と不思議に思うでしょう。 それは歴史的に、法律で定めないと行政が権力をふるってきたからです。 どれくらい細かいのか、実際の問題を見てみましょう。 行政法の問題 実際の問題で傾向をつかむ• 聴聞の主宰者は、調書を作成し、当該調書において、不利益処分の原因となる事実に対する当事者および参加人の陳述の要旨を明らかにしておかなければならない。 聴聞の主宰者は、聴聞の終結後、速やかに報告書を作成し、調書とともに行政庁に提出しなければならない。 聴聞の当事者または参加人は、聴聞の主宰者によって作成された調書および報告書の閲覧を求めることができる。 聴聞の終結後、聴聞の主宰者から調書および報告書が提出されたときは、行政庁は、聴聞の再開を命ずることはできない。 行政庁は、不利益処分の決定をするときは、調書の内容および報告書に記載された聴聞の主宰者の意見を十分に参酌してこれをしなければならない。 これは、平成29年度の行政手続法の問題です。 聴聞調書と報告書についての問題ですが、それぞれ内容や作成タイミング、閲覧についてなど細かい点を聞いています。 このように、行政法は正確な暗記が欠かせません。 行政法の効果的な勉強方法 過去問を解きながら条文を覚える 行政法は条文の細かいところを聞いてくるので、民法や憲法と比べると、暗記が重要になるのは前述の通りです。 それには、過去問を解きながら「問題ではどうやって問われるのか」を考えながら、丁寧に条文を暗記していくのが良いでしょう。 条文だけを眺めていても、どこに気をつけるべきか、どこが間違えやすいポイントかが見えてきません。 問題の中で考えることが重要です。 また、行政法は期間やルールなど、覚えないとどうしようもないことが多いので暗記が大事になってきますが、「なぜこのような規定が必要なのか」ということも、常に考えながら覚えていくべきです。 その規定が出来た意味を考えることで、単なる暗記で終わらず、解釈や判例の勉強にも繋げやすくなります。 (1)択一問題 択一問題(5肢択一)は、やはり暗記が重要です。 しかし、単なる丸暗記で全てを覚えることは不可能です。 そこで、次の点に注意して条文を何度も読み込んで行きましょう。 数字(期間や、期日など)• 例外と、例外の例外• 推定する、みなす• 他の条文と似ている条文• ただし~ これらは、全て試験に出やすいポイントなので常に意識しておいた方が良いです。 そして、暗記した知識を定着させるには過去問演習が一番です。 紛らわしい問題が多く出題されているので、何度でも間違えて、そのたびに覚えましょう。 (2)多肢選択問題 多肢選択問題は、主に判例から出題されます。 よって、重要な判例はテキストでチェックしておきましょう。 出題形式は、判例の穴埋めで、長文です。 おそらく、判例そのものを覚えるのは無理でしょう。 そのため、対策としては出来るだけ何度もテキストに掲載されている判例を読み込み、重要な語句を拾っておくことです。 そして重要な語句は、意味内容をしっかりと理解して覚えていくことです。 そうすれば、初見の判例が出題されても、ある程度対応が可能です。 多肢選択は、満点を取ろうと思うと難しいですが、2、3個の正解を狙うのであれば重要語句を覚える作戦でもなんとかなります。 行政法は重要な科目なので判例に労力を割いても良いのですが、最小限の労力である程度の成果を上げる、という戦略も間違いではありません。 行政法の記述式対策 行政法の問題であることを意識する 記述は、行政法1問、民法2問が出題されますが、問題に「行政法」「民法」と記載されているとは限りません(~民法の規定によれば…などと書かれていることもあります)。 そこで、「これは行政法の問題だ」と意識して解くことが大事です。 まず何法かを特定しなければ、結論が導き出せません。 記述が苦手な人は、何法かを特定して、絞って考えることが出来ていない事が多いです。 行政法だったら絶対出てこないことまで考えてしまい、答えがぐちゃぐちゃになっているのです。 ですから、まず行政法の問題であることを意識して、結論を絞りましょう。 (1)結論から考える 理由から考えるよりも、まず結論を考えましょう。 結論が決まれば、自然と理由も見えてきます。 「結論…なぜなら…」と、根拠条文を思い浮かべるようにして下さい。 そして、理由を考えて行くうちに結論が破たんした場合は、その結論は間違っているので、もう一度どこで間違ったのかを考えましょう。 このとき、登場人物の立ち位置をきちんと整理しなければ思考が混乱します。 誰が、誰に対して、どんな主張をするのか(行政法なので、「誰に対して」は大抵行政庁です)をしっかり整理してから考え直して下さい。 最後に、理由と結論が無理なく繋がっているかを確認します。 (2)40字にまとめるテクニック これは民法の記述でも使えるテクニックですが、最初に「型」を作ってしまうやり方です。 40字程度で記述しなさい。 という型が作れます。 あとはこれを穴埋めしていくだけです。 最終的に、文字数を整える調整は必要になりますが、このように型を作ると全く見当違いの解答にはなりにくいメリットがあります。 記述式問題は、自由作文ではありません。 求められていることに、求められている形式で答える、ということを意識してみましょう。 まとめ 行政法は、行政書士試験における最重要科目です。 しかし、勉強していて楽しい科目ではありません。 民法や憲法の勉強は、「法律を勉強している」という楽しさがあると思いますが、行政法は細かいルールの話なので、退屈に感じる人も多いはずです。 そこを、どう意識的に勉強するか。 割り切って暗記する事も大事ですが、意識の持ちようで点が取りやすくなる科目です。 点が取れるようになってくると、モチベーションも上がるでしょう。 「点を取る」ということを意識して、行政法の勉強を進めていってほしいと思います。

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行政書士とは?

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行政事件訴訟法 第25条(執行停止) (執行停止) 第25条 処分の取消しの訴えの提起は、処分の 効力、処分の 執行又は 手続の続行を妨げない。 2 処分の取消しの訴えの提起があつた場合において、処分、処分の 執行又は 手続の続行により生ずる 重大な損害を避けるため緊急の必要があるときは、裁判所は、 申立てにより、 決定をもつて、処分の 効力、処分の 執行又は 手続の続行の全部又は一部の停止(以下「 執行停止」という。 )をすることができる。 ただし、 処分の効力の停止は、 処分の執行又は 手続の続行の停止によつて目的を達することができる場合には、することができない。 3 裁判所は、前項に規定する 重大な損害を生ずるか否かを判断するに当たつては、損害の回復の困難の程度を考慮するものとし、損害の性質及び程度並びに処分の内容及び性質をも勘案するものとする。 4 執行停止は、 公共の福祉に重大な影響を及ぼすおそれがあるとき、又は 本案について理由がないとみえるときは、することができない。 ・・・ 一括非表示 執行停止の要件 穴埋め箇所が多くなり過ぎてしまったので少し整理しましょう。 その前に、第2項で「処分の取消しの訴えの提起があった場合において」と限定されていますが、この第25条の執行停止は、取消訴訟だけでなく、 無効等確認訴訟や 民衆訴訟又は 機関訴訟で処分又は裁決の取消し等を求めるものにも準用されていることを押さえておきましょう。 また、第4項に出てくる「 本案」とは、この場合、取消訴訟や無効等確認訴訟など、執行停止の申立ての要件としてセットで提起されている訴訟を指します。 本案がメインとなる請求なのですが、第1項にあるとおり訴訟を提起しても処分の効力、処分の執行又は手続の続行は止まりません。 そこで、 仮の救済として執行停止の制度があるわけです。 本案がメインで、執行停止はオプション。 メインなしではオプションの申立てはできないということを押さえておきましょう。 それでは要件のまとめです。 取消訴訟、 無効等確認訴訟などが 提起されていること• 重大な損害を避けるため緊急の必要があること• 執行停止の 申立てがされていること• 公共の福祉に重大な影響を及ぼすおそれがないこと• 本案について 理由がないとみえないこと なお、執行停止の申立て要件については、申立てのほか裁判所の職権でもできる、というような選択肢が本試験でたびたび登場しています。 行政不服審査法で行政庁が行う執行停止の場合には、申立てのほか職権でも行われることがありますが、裁判所が行う執行停止では申立てがないと行うことができません。 この違いで引っ掛けてきますので、確実に覚えておくようにしましょう。 裁判所は、処分の執行停止の必要があると認めるときは、 職権で、処分の効力、処分の執行又は手続の続行の全部又は一部の停止を することができる ( )。 (行政書士試験 平成25年度 問題18) 本案訴訟を審理する 裁判所は、原告が申し立てた場合のほか、必要があると認めた場合には、 職権で処分の執行停止を することができる ( )。 (行政書士試験 平成27年度 問題17) この点については、行政庁と裁判所では、行政庁は身軽で自ら動けるけれど、裁判所は動きが重いので自分からは動けない、というようなイメージを持っておけば覚えやすいでしょうか。 でも、裁判所には自ら動ける「 職権証拠調べ」(第24条)がありましたね。 あくまでも、行政庁と裁判所で職権で執行停止ができる場合があるのはどっちだったっけ?というのを思い出すためのイメージとしてお取り扱いください。 行政不服審査法と行政事件訴訟法の執行停止の比較 細かいところではほかにも違いはありますが、とりあえず整理しておきたいところを表にまとめてみました。 上で説明した職権による執行停止が異なるほか、 行政不服審査法では、審査請求人の 申立てがあった場合で 重大な損害を避けるために緊急の必要があると認めるときは、審査庁は 執行停止を しなければならない旨が規定されています。 この 義務的執行停止についても押さえておきましょう。 行政不服審査法 行政事件訴訟法 執行不停止の原則 あり 職権による執行停止 審査庁が処分庁の上級行政庁 又は処分庁の場合に あり なし 申立てによる執行停止 あり 緊急要件 重大な損害を避けるため緊急の必要があるとき 申立て+緊急のとき 執行停止は 義務 義務はない 執行停止不可1 公共の福祉に重大な影響を及ぼすおそれがあるとき 執行停止不可2 本案について理由がないとみえるとき まとめ いかがだったでしょうか。 執行停止の要件は覚えるべき事項が多いので大変ですが、行政事件訴訟法の中でも重要なポイントです。 今回は執行停止だけを取り上げましたが、実際には 義務付け訴訟、 差止め訴訟、 仮の義務付け、 仮の差止めの要件とも比較してセットで覚えておくことが重要です。 次回はこのあたりを見ていきたいと思います。 それではまた。 義務付け訴訟・差止め訴訟の条文穴埋めチャレンジはこちら 仮の義務付け・仮の差止めの条文穴埋めチャレンジはこちら.

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