コロワイド 社長。 コロワイドが大戸屋に「株主提案」を行う真意 なぜ役員刷新か、野尻社長120分インタビュー

「甘太郎」のコロワイド会長「アホが何故会社にいる?」社内報で社員を罵倒

コロワイド 社長

財務と事業の両面から考えてみたい。 【財務】 コロワイドと大戸屋の順で、以下(2019年3月期実績の丸め数値)のようになっている。 足元のコロナの状況でのれんの減損リスクは気になるが、常時であれば自社店舗に投資をする代わりに買っててこ入れ投資をするという位置づけに見える。 売上:2500億円、250億円 粗利:1400億円、140億円 EBITDA:150億円、12億円 営業利益:50億円、4億円 総資産:2200億円(うちのれん約750億円)、100億円 有利子負債:1400億円、15億円 株主資本:350億円、45億円 営業CF:160億円、12億円 投資CF:70億円、8億円 時価総額:1100億円、約150億円 【事業】 記事にある通り、ポートフォリオでカニバらないのとブランドがポイント。 メニューの発想などの言及もあるが、多分それより今まで時間をかけて消費者の認知を取ってきた時間を買う。 一方でセントラルキッチンは、大戸屋のポリシーと反する。 主観も入るが、セントラルキッチン方式のやよい軒より大戸屋の方が美味しいと感じる。 ただセントラルキッチンだとダメというわけでもなく、サイゼリヤはやはり美味しい。 レストランは、個店の経営とチェーン経営は違う。 個店は特徴をウリにできるが、チェーンの場合はセントラルキッチンや調達力、好みが変化する中でのブランドマネジメントが重要。 ただそのときに、他のチェーンがやる定食との差別化を維持できるかがポイントで、店内調理はその最たる点だった。 ただアイデンティティともなっていると変えにくく、逆回転したときにそれが足を引っ張るのもリアル。 ぜひコロワイドに対する反論を聞いてみたいです。 それにしても、多くの大企業トップがコンプライアンス云々で強い発言を控えるようひなった今、コロワイドがここまで踏み込むとは思いませんでした。 「仮に、今回の株主提案で負けたとしても、我々はまたやります。 株主提案なりTOB(株式公開買い付け)なり、何度でも。 我々はその中で1勝すればいいわけですが、彼らは全勝しなきゃいけないんです。 そのうち一つも取りこぼさないでいけるかと言ったら不可能だと思いますよ」 どれだけ綺麗事を並べても結局ビジネスは勝つか負けるかなので、こうした発言にはスッキリします。

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コロワイド、大戸屋“乗っ取り劇”の全真相…大戸屋創業者の長男を抱き込み、敵対的TOBも

コロワイド 社長

大戸屋の店舗(「Wikipedia」より/Asanagi) コロナ禍のなか、定食チェーン「 大戸屋ごはん処」などを展開する大戸屋ホールディングス(窪田健一社長)への敵対的買収劇が始まった。 6月25日に開催される同社の株主総会に向け、筆頭株主で居酒屋「甘太郎」、焼肉店「牛角」などを運営するコロワイド(蔵人金男会長)が取締役候補12人を選任する株主提案を公表した。 コロワイドは2019年10月、大戸屋の創業家一族から発行済み株式の18. 67%を約30億円で取得(現在の持ち株比率は19. 1%)。 筆頭株主として大戸屋と経営再建について協議してきたが、大戸屋は独立経営の維持を主張。 物別れに終わったことから強硬手段に訴えた。 取締役の刷新を提案する。 コロワイドの蔵人賢樹専務と澄川浩太取締役のほか、大戸屋の実質的な創業者で2015年に亡くなった三森久実氏の長男・智仁氏を含めた7人を役員の候補とする。 大戸屋の窪田社長や山本匡哉取締役ら現在の取締役のうち5人も候補とするが、コロワイドは取締役の過半数を握る方針だ。 株主総会で、この議案を通して経営陣を刷新できれば、TOB(株式公開買い付け)と第三者割当増資の組み合わせで持ち株比率を51%にまで高め、連結子会社とする。 プロキシーファイト(委任状争奪戦)となり、大戸屋の勝利に終わった場合でも諦めない。 再び臨時株主総会を請求し、経営陣刷新を求め、敵対的TOBを始めるとしている。 ・株主提案 社内取締役(業務執行取締役)候補者(4名) 氏名(年齢) 略歴 蔵人賢樹(41) コロワイド専務取締役 澄川浩太(41) コロワイド取締役 窪田健一(49) 大戸屋社長 山本匡哉(46) 大戸屋取締役 ・株主提案 社外取締役(非業務執行取締役)候補者(8名) 三森教雄(63) 大戸屋取締役(東京慈恵会医科大学外科学講座特任教授) 池田純(44) 大戸屋取締役(元横浜DeNAベイスターズ社長) 戸川信義(41) 大戸屋取締役(公認会計士) 小濱直人(54) オフィス小浜代表取締役 河合宏幸(58) 公認会計士・税理士 田村吉央(37) 弁護士 鈴木孝子(58) 日本ユニシス購買マネジメント部業務プロセス企画室長 三森智仁(31) スリーフォレスト代表取締役(前大戸屋常務取締役) 三森教雄氏は久美氏の実兄。 創業家と経営陣を和解させようと仲介の労をとってきたが、創業家が持ち株を処分したため、退任するとみられていた。 お家騒動の白眉は「お骨事件」 騒動の発端は大戸屋を実質的に創業した三森久実会長(当時)が57歳で死去した15年7月に遡る。 久実氏は池袋の食堂だった大戸屋を400店舗以上のチェーンに育て上げた立志伝中の人物だ。

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「甘太郎」のコロワイド会長「アホが何故会社にいる?」社内報で社員を罵倒

コロワイド 社長

「商魂」という社内報に掲載したものです。 さらには「生殺与奪の権は、私が握っている。 さあ、今後どうする。 どう生きて行くアホ共よ」と凄まじい箴言で締めくくられています。 それを見たTwitterユーザーは、「ヤバすぎて唖然」「ブラック企業の典型」などとツイートして大変な騒ぎに。 広報は慌ててホームページにお詫び文を掲載しました。 今回の一件は、蔵人会長のワンマンっぷりに焦点が当てられています。 (確かにそれも問題です)が、コロワイドのグローバル化戦略と、いつまでも単純なヒエラルキー構造を維持する組織体制のズレ。 それこそが問題の本質ではないでしょうか、という話です。 この記事では、以下の情報が得られます。 もともとは食べ放題がウリの居酒屋「甘太郎」がメインでした。 2002年に居酒屋「北海道」を展開する平成フードサービス買収。 更には「牛角」や「しゃぶしゃぶ温野菜」を2013年に吸収、その2年後にかっぱ寿司(カッパ・クリエイト)を飲み込んで大膨張しました。 16年3月期の売上高は2300億円超となりました。 マクドナルドを抜き、外食業界で売上高第3位に浮上したことになります。 こうなってくると、会社の統治が大変ですね。 組織をどうやって統制するか、そこが焦点になるわけです。 20もの子会社が、コロワイドにぶら下がっているのだから大変です。 【コロワイドのグループ各社(組織図)】 出典:コロワイドHP グループ体制と各社の事業内容 さらにコロワイドは、海外事業戦略にも積極的。 2017年3月期の直営・89店舗、FC50店舗の合計139店舗から、2020年3月期には合計で460まで引き上げる計画です。 コロワイドは単なる居酒屋から焼肉・寿司などのレストラン業態、ファーストフードへの進出を終え、海外展開へとシフトしているのです。 コロワイド FACT BOOK 成長戦略.

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