バットマン ジョーカー 兄弟。 なぜ『ダークナイト』のジョーカーが史上最高の悪役なのか

ブルース・ウェイン (ぶるーすうぇいん)とは【ピクシブ百科事典】

バットマン ジョーカー 兄弟

ジョーカーは1940年に発刊された、記念すべきバットマンコミックの一作目「Batman 1」に初登場したヴィランです。 70年代より、再びダークなキャラクター性に戻ったのです。 彼は、超人的な存在ではなく普通の人間なのが特徴。 作品ごとに異なる設定のジョーカーがいますが、白い肌に避けた口、緑色の髪は共通しています。 何故、彼があのような風貌になったのか、というのも共通して「工場の化学薬品の溶液に落ちて色素変化が起きた」と語られています。 もともとはレッドフードと呼ばれる、赤いヘルメット、赤いタキシードにケープを纏った犯罪者でした。 ただし、バットマンに追い詰められた際薬品の中に飛び込んだことで、発狂。 口が裂けた所以は、薬品の影響であったり、ブルース・ウェインの恋人を傷つけたことで、憤慨したバットマンにつけられた傷など諸説あります。 バットマンは先述の通り、人間の犯罪者です。 そのため、戦闘能力は並の人間のごとくバットマンと対峙すれば、すぐにやられてしまいます。 しかし、薬品の影響で完全にイかれてしまってからは非人道的な行動、思考を尽くすため、まるで人間ではないように思えるのです。 そんな彼は、パワー勝負ではなく、主に策士として暗躍ことがほとんど。 ただ、衣服に仕込んだガスや酸、電気などを使って攻撃することもあります。 彼の手にかかれば、なんでもないものも武器に変わるのです。 コミックでのあるエピソードでは、ジョーカーは小型の飛行船に毒を持ったガラスの破片をのせ、空からそれを降らしたくさんのゴッサムの市民を殺してしまいました。 また、薬品による変化なのか痛みに強い印象も。 コミック「The New 52! 」で、ジョーカーはドールメーカーという人体改造を得意とする博士に、自分の顔の皮を剥がさせました。 そして数年行方をくらまし、再びゴッサムシティに戻ってくるのです。 コミック「Death of the Family」で再登場したジョーカーは、数年前に剥いだ腐った自分の顔を、針などで再び自分の顔に貼り付けていたのです。 ジョーカーといえば、長年に渡ってバットマンの宿敵存在として描かれてきましたが、先述の通り実はジョーカーを生み出したのはバットマン自身でした。 それから、ジョーカーは時に滑稽におどけて、時に残虐非道な犯罪を犯し、バットマンに追われる身となります。 ジョーカーにとっての犯罪は「ジョーク」であり、それに常にレスポンスをしてくれるバットマンのことを、最高の観客、最高のツッコミ役、最高の遊び相手と捉えているのです。 バットマンに対する気持ちは執着心に近く、彼を自分と同じ狂人と考えています。 映画『ダークナイト』 2008 では、ジョーカー自身が「なぜジョーカーは現れるのか」という問いに対して、「バットマンがいるから」と答えました。 特にこの作品では、ジョーカーがバットマンの正義を測る印象が強いです。 さて、バットマンと同じくらいジョーカーに密接に関わるキャラクターがいます。 ハーリーン・クインゼルこと、ハーレイ・クインです。 彼女はもともと、ジョーカーが頻繁に収容されるアーカム精神病院に務めていた精神科医でした。 しかし、ある日ジョーカーが担当患者として現れ、問診をするたびに巧みな話術と彼の陽気さに惹かれていき、恋に落ちるのです。 「ハーレイ・クイン」とは、恋に落ち自分と共に歩むことを決めたハーリーンに対してジョーカーがつけた名前。 ハーレイはジョーカーに対して恋愛感情を持っていますが、実はジョーカーは持っていません。 むしろ、基本的に疎んだり、鬱陶しく思っており、利用しているだけなのです。 非情な扱いをすることも多いジョーカー、ハーレイの愛情はそれでも尽ず、不思議な関係を保っています。 これまでに5人の俳優が演じ、いつの時代でも人気が高いヴィランのジョーカー。 なぜ彼がここまで「かっこいい」と言われているのか、考えてみたいと思います。 まず一つ挙げられるのが、カリスマ性。 しかし、このジョーカーにはそれがない。 ただ、ふざけているのです。 犯罪を犯すことは、彼にとって深い意味がありません。 そういった、固執しない態度が純粋な邪悪さを際立たせているのです。 彼が真のヴィランと言われる所以は、恐らくここにあるのではないでしょうか。 重くるしすぎずに、いつもどこかにユーモアがあって、飄々としていて、風来坊のような存在。 これが彼のカリスマ性なのだと考えられます。

次の

なぜ『ダークナイト』のジョーカーが史上最高の悪役なのか

バットマン ジョーカー 兄弟

『ジョーカー』考察/アーサーと育ての母親の悲惨な関係 考察の前に映画で明かされたアーサー(ジョーカー)と母親・ペニーの関係性を整理しましょう。 映画で明かされたその関係性はかなり悲惨なものでした…。 ネタバレ注意です。 長年暮らしていた母親・ペニーとアーサーに血縁関係はなく養子だった• 養子にするが育児を放棄。 当時の交際相手がアーサーを虐待しても黙認• ペニーには妄想癖がありアーサーはウェインとの子供だと妄想していた この生い立ちを知るとアーサーが狂気に世界に足を踏み入れるのは必然だった気がします。 自分を愛してくれた存在がこの世にいなかったワケですからね…。 ジョーカーをジョーカーたらしめるバックボーンがそこにありました。 コミック版のジョーカー誕生の設定よりよっぽど説得力があった気がします。 コミック版ではバットマンに追われたコソ泥が工場の化学溶液に落下。 白い肌、常に笑みを浮かべる口などに変化。 自身の容姿をみて正気を失いジョーカーになった。 そしてアーサーの生い立ちも然ることながら、育ての母親・ペニーもなかなかイカれてます。 映画では精神病棟にいた頃の養母のシーンがありましたが、目がうつろでヤバかったです。 『ジョーカー』考察/養子大国アメリカは慈善心で養子にする そんな彼女が養子を迎え入れた理由を考えるにあたって、アメリカの養子事情を調べました。 するとアメリカって養子大国なんですよね。 養子の数が日本と比べ圧倒的に多いんです。 日本での年間の養子縁組数…544件(2015年度の特別養子縁組成立件数から)• アメリカで養子として育てられた数…推定12万7000名(2001年) より参照 より参照 参照した時期は違いますが養子の数が違いますよね。 養子に対する考え方も日本とは違って語弊はありますが、オープンでカジュアルなんだとか。 なお、養子を迎え入れる理由は大きく分けて2つあるそうです。 具体的には以下の通りです。 慈善精神で恵まれない子どもを迎え入れる• 子どもが恵まれず、養子として迎え入れる ハリウッドセレブが養子縁組をするのも慈善精神なんでしょう。 日本ではあまりないですよね。 ネットで調べると養子に迎える里親の中には独身女性や男性もいると言うから驚きです。 もちろん、誰でも里親になることはできず、子どもを育てられるかどうか審査があります。 映画で描かれた妄想癖のあるペニーでは間違いなく里親にはなれません。 『ジョーカー』考察/母親も昔は心優しく慈善心で養子にした? こうしたアメリカの養子事情を知ると、ペニーもかつては心優しい人物だったと思えてきます。 理由は2つあります。 若かりし頃のペニーが聡明な女性に見えた 映画『ジョーカー』のワンシーンで若かりし頃のペニーの写真が映るシーンがありました。 その写真に写っている彼女はキレイで聡明な女性のように見えたんですよね。 イメージは完全に若い頃のグウィネスさん。 ペッパーポッツを演じた女優です。 うん可愛い。 大富豪のウェイン邸で働いた実績があった 昔はウェイン邸で仕えていました。 大富豪のもとで働くためある程度身辺調査はあったはず。 それをパスしていたワケですから社会的に信用のあった人物といえます。 これらを踏まえると、もともとは妄想癖もなく心優しい女性だったのではないでしょうか。 しかし、悪い男に捕まりDVを受け精神を病んでしまった。 実際に慢性的にDVを受けてしまうと不安障害といった精神疾患になるケースもあるそうです。 …そう考えるとアーサーを養子に迎え入れた理由と映画で描かれたペニーで辻褄が合います。 変な話ですが、ジョーカーの育ての母親であればこうした悲しい背景がふさわしい気もします。 以上、映画『ジョーカー』特集第1弾でした。 「お前の書いてること意味不明」「俺はこう思う!」という方がいれば書き込みお願いします! 『ジョーカー』が好きなら『ダークナイト』も100%楽しめる ジョーカー誕生のプロセスを重々しく描いた『ジョーカー』。 こうしたダークな作風が苦手じゃなければ、映画『ダークナイト』もお勧めです。 同作はバットマン3部作の2作品目で、バットマンとジョーカーの戦いを描いた作品。 マーベルのようなTHE・アメコミ的なノリは一切ないのが特徴です。 ジョーカーによって人々の倫理感が試される展開で作風はかなり重ためです。 観終わった後なんとなーく鬱さが残るため、映画『ジョーカー』と同じ後味がありますね。 映画『ジョーカー』と『ダークナイト』の2つの作品はストーリー上の繋がりはありません。 そのため、映画『ジョーカー』にハマったなら、『ダークナイト』も楽しめるハズです。 すでに『ダークナイト』を観たことのある私も改めて観たくなったくらいですからね。 ちなみに『ダークナイト』を観るなら『U-NEXT』という動画配信サービスが便利です。 『ダークナイト』を含むバットマン3部作を見放題作品として配信しているから。 初回登録の方ならキャンペーンで31日間無料でサービスを利用することが可能です。 31日以内に解約すればお金を一切かけることなく『ダークナイト』を観られます。 登録もカンタンで名前やカード情報を入れるだけ。 登録から1分後には映画を観られます。 『U-NEXT』を利用して『ダークナイト』を楽しんでみては?.

次の

なぜ『ダークナイト』のジョーカーが史上最高の悪役なのか

バットマン ジョーカー 兄弟

バットマンの宿敵ジョーカー。 コミック時代から多くのファンを獲得し、バットマンの物語には欠かせないキャラクターです。 これまでのバットマン映画にもたびたび登場したジョーカーは、バットマンと表裏一体の存在として強烈な印象を残してきました。 そんなジョーカーの単独映画『ジョーカー』が、2019年10月4日に公開となりました。 ホアキン・フェニックス主演、トッド・フィリップス監督で絶賛を集めている本作。 今回はそのあらすじやキャスト、DC映画の中での位置づけを紹介しましょう。 フェニックスは、本作のために大幅な減量を行いました。 そんな壮絶な減量で作り上げたフェニックスのほとんど骨と皮だけの肉体は、昨今のアメコミ映画で多くの俳優たちが見せる鍛え上げられた肉体に負けずとも劣らないインパクトです。 2019年8月31日 現地時間 、イタリアで開催されたヴェネツィア国際映画祭で『ジョーカー』はプレミア上映を迎えました。 上映後は8分間におよぶスタンディングオベーションで盛大に讃えられ、観客や批評家からは、絶賛の声が数多く寄せられました。 そして、同映画祭の最高栄誉である金獅子賞を受賞。 世界でも最古の歴史を誇るヴェネツィア国際映画祭。 また、『ジョーカー』はアメコミ映画としては史上初の受賞作となりました。 そんな快挙を成し遂げた本作には、早くも「アカデミー賞最有力候補」との声も挙がっています。 今後の賞レースから目が離せません。 一方で、善良で孤独な男が犯罪者になるまでの過程を描く本作は、公開前から「暴力を誘発するのでは」「ジョーカーを英雄的に描いているのでは」と危険視する声も挙がっています。 これについて、主演のホアキン・フェニックスはIGNのインタビューに答え、本作はひとつの問いかけであるとし、「まず問いかけることが大切だ」とコメント。 「なにがトリガーになるかは誰にもわからない。 この質問で怒り出す人もいるかもしれない」と語り、危険性があるからといって全面的に否定したり禁止したりするのはおかしいという見解を示しました。 また、同インタビューで監督のトッド・フィリップスも、「作品を観ないうちから批判している人が多いと思う。 観てから言ってほしい」と語っています。 アメリカ・ニューヨークの映画館では、本作の公開初週、10月4日から6日に万一の場合に備えて、制服警官や覆面警官を配置する厳戒態勢を予定しているとのことです。 『ジョーカー』がこれまでのバットマン関連映画と決定的に違うのは、アーサー・フレックの存在、つまりジョーカーになる前の彼が描かれていることです。 実写映画では、これまで『ダークナイト』でヒース・レジャーが演じたジョーカーが語ったデタラメ以外に、彼のオリジンを少しでも覗わせるものはありませんでした。 しかし本作は、果敢にもバットマンの最凶の敵が誕生した経緯を詳細に、繊細に描き出しています。 また、コミックおよびティム・バートン監督の「バットマン」シリーズに登場したジョーカー ジャック・ニコルソン は、「ある犯罪者が化学薬品 もしくは酸 のタンクに落ち、肌は白く、髪は緑色、唇は真っ赤になり正気を失った」という設定です。 しかし、本作のジョーカーは『ダークナイト』のジョーカーと同様に、白塗りのメイクを施しています。 映画冒頭、精神を病み向精神薬の服用とカウンセリングを受けていたアーサーは、市の予算削減によりそれらの医療補助を受けられなくなります。 コメディアンを目指しながら、生活のために派遣ピエロとして働く彼は、脳や神経の損傷で突然笑い出す発作を抱え、周囲の人たちとうまく人間関係を築くこともできませんでした。 彼は毎日ネタ帳を書いていますが、そのなかに「精神を病んだ者にとって最悪なのは、周りの視線だ。 アーサーがコメディクラブに出演した際、ネタはさっぱりウケませんでしたが、恋人となったソフィアとは楽しい時間を過ごします。 彼女はアーサーの母が倒れたときも病院で付き添ってくれました。 しかし、その病室でアーサーは憧れのコメディアン・マーリーがコメディクラブでの自分のスベリっぷりをテレビでバカにしているのを見てしまいます。 さらにアーサーは母が何度も手紙を書いていた相手が市長選に出馬したトーマス・ウェインであることを知ります。 彼女を問い詰めると、母はアーサーの父親はトーマスだと言います。 手紙の内容は、苦しい生活をしている自分と息子のために援助を求めるものでした。 しかし、ウェイン家の執事であるアルフレッドや、トーマス・ウェイン本人から「お前の母親はイカれている」と追い返されるはめに。 アーサーはその後、自分が養子であったことを知ります。 そのうえ母は自分の恋人がアーサーを虐待するのを見て見ぬフリをしていました。 アーサーの脳の損傷は、そのときの後遺症だったのです。 たったひとりの家族と思っていた母を信用できなくなった彼は、病院のベッドで彼女を殺害します。 ソフィアに慰めを求めて会いに行くと、彼女はよそよそしく怯えた様子。 実は彼女とのしあわせな時間は、すべてアーサーの妄想だったのです。 精神を病み、経済的にも苦しい立場に置かれたアーサーは、物語が進むにつれどんどん追い詰められ、大切なものを失っていきます。 ネタバレを見る アーサーの母ペニーは、彼の父親はトーマス・ウェインだと言いました。 それを信じたアーサーは、ウェインのもとを訪ねますが、彼はペニーのことを「イカれている」と言い、父親であることを認めさせようとするアーサーを殴ります。 その後ウェインの言ったとおり、アーサーは彼女の養子であり、彼が幼いころに虐待されていたという記録も出てきました。 これでアーサーは母の嘘を確信し、彼女を殺害するに至ります。 しかし映画終盤、ジョーカーが手にしていたのはは若き日のペニーと思われる写真。 もしペニーの言ったことが本当だったとしたら、大富豪であるウェインは、アーサーの養子縁組や彼女を精神病院に入れるなどの隠蔽工作も可能だったのではないでしょうか。 そうなると、ジョーカーとバットマンは異母兄弟ということになります。 製作開始当初から本作に影響を与えているといわれる『キング・オブ・コメディ』では、結末の解釈は観客に委ねるつくりになっていました。 本作のアーサーの父親の正体についても、観客の解釈に委ねられているのかもしれません。 ジョーカーといえば紫色のスーツに緑色のシャツをイメージする人も多いのではないでしょうか。 しかし、本作の衣装は、1981年という時代にあった色合いに変更されています。 衣装を担当したマーク・ブリッジスによると、80年代初頭という時代を考えると、仕える色やその組み合わせは限られているのだとか。 たとえば、本作では青、茶色、海老茶、薄紫、グレー、紺、カーキを多用しています。 また、アーサーのファッションは基本的なアメリカンカジュアルです。 ブリッジスは「アーサーは楽な服装を好み、物持ちがいいので、普段着はどことなく子供っぽいし、古めかしい」雰囲気を目指したと語っています。 コメディクラブのシーンで使った衣装のコーディネートを変えながらほかのシーンにも使い、最終的にジョーカーの装いが完成します。 監督のトッド・フィリップスは、撮影開始前から脚本の一部を作曲家のヒルドゥル・グーナドッティルに見せて協力を求めていました。 フィリップスから、脚本を読んで感じたことを楽曲にしてほしいと頼まれたグーナドッティルは、物語の良さに惚れ込み、よろこんで引き受けたのだとか。 彼は、脚本を読んでアーサーのキャラクターの多面性に衝撃を受けたと語っています。 そして、それを表現するためにチェロを主体とした、ごく簡素で単調なメロディの楽曲を作っていきました。 しかし、実は演奏には総勢90人のオーケストラが参加しています。 チェロの音色に数多くの音が隠されている本作のサウンドトラックは、一見単純なようで複雑な内面を持つアーサーを的確に表現しています。 またアーサーは、のちにジョーカーとなる自分のなかのなにかが顔を出すたびに踊ります。 この演出が誕生したのは、ある重要なシーンで撮影に行きづまったことがきっかけだったとか。 撮影中、すでにグーナドッティルから楽曲を渡されていたフィリップスがその楽曲をかけたところ、音楽にのってホアキン・フェニックスが優雅に踊りだし、印象的なシーンができあがりました。

次の